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風が吹けば振動病が増える/アップルパイと餡トーストはうまい

この(土)(日)(3/16,17)弘前で振動病交流集会というものに参加してきました。私が、振動病について集中的に学ぶ唯一の機会(←産業衛生学会にも参加しろよ)として貴重なものですが、そこで学んだことのご紹介。(学んだと言っても、断片的に知っていたことなのですが)


・洞爺丸台風という1954年9月に日本を襲った台風があるのですが、(と書きますが、私はその4年後にうまれております)、青函連絡船である洞爺丸がその台風のせいで沈没した事故です。この台風のせいで、北海道の木がめちゃくちゃ倒れてその倒木の処理が大変だったとのこと。その時にチェンソーが使われ、その後チェンソーの利用が増えていったとのことです。で、台風のせいでチェンソーの利用が増えて、振動病患者さんもふえてしまったということ。

・洞爺丸の転覆をうけて、以前からあった青函トンネルの構想が一気に具体化して始まったとのこと。トンネル掘るのに削岩機等使われ、ここで振動障害、じん肺の患者さんがたくさん出たとのこと。この作業に出稼ぎ労働者(農閑期の農民のみでなく、漁民も)が携わったということです。そして、津軽海峡を挟んで青森、北海道に振動病(およびじん肺)患者さんが多いと言うこと。

・天災が社会に影響を与え、疾病を作るという構図を今回改めて実感しました。・・・本日は奇しくも3.11。その原発事故も被爆する労働者がいっぱい作ってしまったという構図を連想してしまいます。



以下日記

・3/10(日)は、午前中上記の研究会。午後から飛行機の時間がすこしあったので、友人のDr.と歩いて「三忠食堂」という所へ行って津軽そばをたべました。そばはフニャフニャ、腰がないのですがあ、出汁がおいしかった。その後、また歩いてアップルパイで有名な(?)パティスリーヴェルジェというところへいってお土産のアップルパイ購入。一つ食べてみましたが、確かにおいしい。その後歩いて駅のほうへ。そこで友達のDr.といったん分かれて私日はヒロロおよびアプリーズというショッピングモールへ。で、空港バスに乗って、飛行機乗って、伊丹空港へ・・・私が子供の頃は、伊丹空港と言っていましたが、いつまにか大阪国際空港に名前がかわっていました。ところが、国際と名前をつけているのに、国内線のみ。おまけに正式名称のあとに伊丹空港って括弧で書いてるし。なんちゅう、ややこしい空港や、と思うのは私だけ?。

・大阪着で、ホテルにチェックイン。ちょうど京都の研究会から帰ってくる友達と時間があったので、夕食。その後大阪のホテルに泊まりました。

・本日3/11(月)は5時33分起床。朝勉して7時過ぎホテルをチェックアウト。近くのコメダ珈琲店でモーニングサービス=当然、餡トースト。そして、新幹線で岡山へ。9時から大学院の疫学勉強会。その後いったん帰宅して、病院へ。回診して、夜間診療して、19時過ぎに帰宅です。お風呂入って、夕食。録画の「激レアさんをつれてきた」をみました。今回トライアングルの話。すごい音色のトライアングルですが、何か法事の時やお寺に行ったときにきく鐘のようなおとでした。その素材は絶対秘密と言うことですが、一個購入して分析すれば分かるんじゃないかな。

・で、さっさと寝ようと思っていましたが、このブログをかいてしまいました。結構ブログって書くのに時間かかるのよね。(根が真面目だから、単に記憶に頼らず事実を確認しながら書きますので)

・それでは、お休みなさいませ。明日は午前外来、午後から大学ですが、何時なったら大学へ行けるな?


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