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ロウア・ロウアのカラバル腫脹の語源は?/今日は早く帰れた

何回かこのブログに書いておりますが、新しい医学用語をつけるとき、またそれを引用するときその「語源」をはっきりさせて欲しいと思います。今回はカラバル腫脹という用語を↓で見つけましたが、そもそも何故そう言われているのか調べてもわかりませんでした。

・それはさておき、Xファイルでみたように、皮下を虫が這う様子がvideoでみることができます。NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEから。



   Loiasis


   Sven Kalbitz, Thomas Grünewald


   N Engl J Med 2021; 385:e28  September 2, 2021




・Loiasisとは『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


ロア糸状虫
African eye worm

西アフリカ,中央アフリカ森林地帯に分布。長さ3~6cmの線虫で成虫は皮下に寄生し移行する。ミクロフィラリアは有鞘で血中にみられ,昼間定期出現性を示す。キンメアブ属(Chrysops)が媒介し,ヒトに感染するとロア糸状虫症(loiasis)を起こす。成虫が皮下を移動する時に一過性の皮膚腫脹を起こし,カラバール腫脹(Calabar swelling)という。無痛性で,数時間から数日間持続する。皮下移行中に結膜を通過することがよくあり,African eye wormと呼ばれる。

Calabarって、最初人の名前かなと思いましたが、一応英語で「リスの毛皮」という意味がありますが、なんでこの腫脹がリスの毛皮なのか???やはり人名、ひょっとして地名???一応ザサッとPubMedやGoogle Scholarで調べてみたのですが、語源を書いている文献をよう見つけませんでした。語源をご存知の方はお知らせください。


以下日記

・本日9/2(木)は、6時30分と遅起き。ほんのちょっと↓の本を読んで水島へ。午前中産業医学科外来でした。


癒しのユーモア―いのちの輝きを支えるケア

癒しのユーモア―いのちの輝きを支えるケア

  • 作者: 柏木 哲夫
  • 出版社/メーカー: 三輪書店
  • 発売日: 2001/07/01
  • メディア: 単行本

・午後からは玉島へ戻って、お仕事。産業医面談がキャンセルになったので比較的時間に余裕があり17時15分に病院を出ることができ17時47分帰宅。配偶者が二軒屋という玉島では有名なスーパーで安売りの巻き寿司と刺身を買ってきていたのですぐ夕食。で、例によってお腹が苦しくなって一服中で、このブログを書いております。

・お風呂入る前に明日研修医にするDNARとACPに関する講義の準備をします。お風呂から上がって少しお腹に「空き」ができていれば、ビールを飲みたいと思います。


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